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【合格者直伝】内科専門医試験の勉強法|いつから・何を・どのくらい

【合格者直伝】内科専門医試験の勉強法|いつから・何を・どのくらい

内科専門医試験の効率的な勉強法を解説。3ヶ月・1ヶ月の勉強スケジュール、おすすめ教材、領域別の対策ポイントまで。2026年度第6回試験の最新情報に対応。

iwor編集部
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「内科専門医試験、そろそろ勉強始めないとマズいかな...」「でも日常診療が忙しすぎて何から手をつければいいかわからない...」

内科専門医試験は年に1度きりのチャンスです。J-OSLERの症例登録や病歴要約と並行しながら、限られた時間で効率よく合格するには正しい戦略が欠かせません。この記事では、合格率の推移データに基づく難易度分析から、3ヶ月・1ヶ月の勉強スケジュール、おすすめ教材、領域別の対策ポイントまで網羅的に解説します。

iworの問題演習機能なら、1クレジットで5問出題+苦手分野を自動判定。通勤中のスキマ時間にスマホで解いて、弱点を可視化できます。

2026年度 内科専門医試験の基本情報

まず押さえておくべき試験の基本情報を整理します。2026年度は新制度下で第6回目の試験です。試験日程・会場・出願手続きの詳細は内科専門医試験の日程・会場・出願期間まとめにまとめています。

内科専門医試験の基本情報1試験形式CBT方式(250問)5肢択一・臨床問題中心2試験時間午前120問+午後130問各セッション約2.5時間3合格率約60〜70%(年度により変動)国試より難しい領域あり4受験資格J-OSLER修了見込みで出願可能© iwor iwor.jp

試験日: 2026年5月31日(日)9:00〜16:40

出願期間: 2026年1月22日(木)〜4月15日(水)23:59まで(期限厳守)

試験会場: 東京(五反田)、神戸の2地域

試験形式: マークシート方式、全3時限(1限目 9:00-11:00 / 2限目 12:00-14:00 / 3限目 14:40-16:40)

出題範囲: 内科全領域(消化器、循環器、内分泌・代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー・膠原病、感染症、総合内科)

日本内科学会は「認定内科医試験と総合内科専門医試験の中間程度」の難易度と公式に説明しています。実臨床を反映した臨床問題が中心で、診断から治療までを全人的に判断できるかを問う方針です。

最新の試験要項は日本内科学会の公式ページで必ず確認してください。

合格率の推移|「どうせ受かる」は危険

内科専門医試験(新制度)合格率の推移100%95%90%85%80%94.5%第1回2021年90.0%第2回2022年85.3%第3回2023年93.6%第4回2024年95.6%第5回2025年第3回のみ大幅低下※ 新制度(J-OSLER世代)の合格率。旧制度受験者を含む全体合格率とは異なる© iwor iwor.jp

新制度下の内科専門医試験はこれまで5回実施されています。新制度(J-OSLER世代)の合格率は、第1回94.5%、第2回90.0%、第4回93.6%、第5回95.6%と概ね90%台で推移していますが、第3回(2023年)には約85.3%まで低下しました。

この数字を見て「90%以上なら余裕でしょ」と思うかもしれません。しかし、受験者はJ-OSLERの修了要件をクリアした専攻医、つまり国試よりもレベルの高い集団です。その中で毎回5〜15%が不合格になっている事実は軽視できません。

注意すべきは、不合格者の情報が表に出にくい点です。合格者の周りには合格者しかいないため「誰も落ちていない」ように見えますが、実際には情報量の少ない集団から多数の不合格者が出る傾向があります。「周りが対策していないから自分も大丈夫」という認識が最も危険です。

いつから勉強を始めるべきか

結論から言えば、試験の3ヶ月前(2〜3月頃)から開始するのが理想 です。1日1〜2時間の勉強時間を確保できるなら、3ヶ月あれば十分に合格圏内に入れます。

合格者の典型的な勉強スケジュール16ヶ月前: 教材選定過去問題集と参考書を準備23ヶ月前: 過去問1周目全分野を通して解いて弱点を把握32ヶ月前: 弱点補強苦手分野を参考書で集中学習41ヶ月前: 過去問2〜3周目繰り返し解いて定着を図る5直前: 最終確認間違えやすい問題・公式を総復習© iwor iwor.jp

ただし、勉強開始の最適なタイミングは個人の状況によって異なります。

3ヶ月前スタートが向いている人: 専門分野以外の内科知識に不安がある人、問題集を2周以上したい人、J-OSLERの修了要件がまだ完全には終わっていない人

1ヶ月前スタートでも間に合う人: 日常診療で幅広い内科疾患を経験している人、直近の国試知識がまだ残っている人(卒後3〜4年目)、短期集中型の勉強スタイルが得意な人

半年前から始めるべき人: J-OSLERの病歴要約がまだ大量に残っている人。この場合は試験勉強よりも先にJ-OSLERの完了を優先しましょう。受験資格がなければ勉強しても意味がありません。J-OSLERの進捗に不安がある方はJ-OSLERが間に合わない!残り3ヶ月からの巻き返し戦略も参考にしてください。

勉強スケジュール|3ヶ月プランと1ヶ月プラン

内科専門医試験 勉強スケジュール3ヶ月プラン(推奨)と1ヶ月プラン3ヶ月プラン(推奨)Phase 1(3-2ヶ月前)基礎固め- QB / 内科専門医問題集で通読- イヤーノートで知識整理- 苦手分野の洗い出しPhase 2(2-1ヶ月前)弱点補強 + 演習- 苦手分野を集中的に対策- 模擬試験で実力確認- ガイドライン最新情報確認Phase 3(直前1ヶ月)総仕上げ- 間違えた問題の復習- 直近の医師国試問題- セルフトレーニング問題1ヶ月プラン(最短ルート)Week 1-2問題集を1周- QB or 問題集を 高速で1周- 正答率を記録Week 3弱点集中- 正答率の低い分野 を重点的に復習- 模試で実力確認Week 4最終確認- 間違えた問題のみ 繰り返し- 当日の持ち物準備試験当日9:00 - 16:40全3時限マークシート形式※ 日常診療と並行するため、1日1-2時間の勉強時間を確保することが重要© iwor iwor.jp

3ヶ月プラン(推奨)

3ヶ月プランでは、基礎固め→弱点補強→総仕上げの3段階で学習を進めます。

Phase 1: 基礎固め(3〜2ヶ月前) では、QB(クエスチョン・バンク)や内科専門医試験問題集をメインに、内科全領域を1周します。この段階では正答率にこだわらず、出題の全体像を把握することが目的です。間違えた問題には印をつけておき、分野ごとの正答率を記録してください。イヤーノートは辞書的に参照し、わからなかった部分を確認するために使います。

Phase 2: 弱点補強(2〜1ヶ月前) では、Phase 1で正答率の低かった分野を重点的に学習します。苦手分野が明確になっているので、ガイドラインの最新版を確認しながら知識を補強しましょう。この時期にCareNeTVのバーチャル模試を受けると、自分の実力を客観的に把握できます。

Phase 3: 総仕上げ(直前1ヶ月) では、間違えた問題だけを繰り返し解きます。新しい教材には手を出さず、既存の教材の完成度を高めることに集中してください。直近の医師国家試験の問題にも目を通しておくと、最新のトピックを押さえられます。

1ヶ月プラン(最短ルート)

仕事が忙しくて3ヶ月前から始められなかった場合でも、1ヶ月あれば合格は十分可能です。ただし、毎日2〜3時間の勉強時間を確保する覚悟が必要です。

Week 1-2: QB or 問題集を高速で1周。1問あたり2〜3分ペースで、知っている問題は飛ばし、知らない問題だけ解説を読み込みます。

Week 3: 正答率の低い分野を集中的に復習。模試を1回受けて弱点を最終確認します。

Week 4: 間違えた問題のみ繰り返し。試験前日は早めに切り上げて体調を整えましょう。

おすすめ教材と使い方

内科専門医試験 おすすめ教材マップ必須教材(まずこれから)1QB / QC(クエスチョン・バンク)国試レベルの基礎を効率的に総復習内科全領域をカバー。まず1周することが最優先2イヤーノート辞書的に使用。問題演習中の知識確認に推奨教材(余裕があれば)3CareNeTV バーチャル模試本番形式180問。弱点の可視化に最適4iwor 問題演習疾患別5択+苦手自動判定。スキマ学習に5直近の医師国家試験問題出題の重複が多い。トレンド把握にも有効補助教材(特定の目的に)動画講義CareNeTV出るズバドクスタ Quickサマライズ学会公式教材認定医・総合内科専門医 過去問題集生涯教育のためのセルフトレーニングガイドライン各領域の最新ガイドライン特に改訂直後のものに注意教材を広げすぎず、限られた教材を完璧にすることが合格への近道© iwor iwor.jp

教材選びで最も大切なのは、あれこれ手を広げずに、限られた教材を完璧にすること です。範囲が膨大な試験だからこそ、消化不良になるリスクを避けましょう。各教材の詳しい比較や予算別のおすすめセットは「内科専門医試験おすすめ参考書・問題集ランキング」で解説しています。

必須教材

QB(クエスチョン・バンク)内科: 国試対策でおなじみのQBですが、内科専門医試験対策の基盤としても有効です。国試と出題範囲が大きく重複しているため、QBで基礎を固めてから専門医レベルの問題に進むのが効率的です。

イヤーノート: 問題を解く中でわからなかった知識を確認するための辞書として使います。通読するのではなく、問題演習と組み合わせて使うのがポイントです。最新年度版を推奨します。

推奨教材

CareNeTV バーチャル模試: 本番と同等レベルの問題が180問収録されており、自分の弱点を可視化するのに最適です。各科の専門医が作成した解説動画付きで、短時間で効率的に学習できます。

iwor 問題演習: 疾患ごとの5択問題を1クレジットで5問出題。苦手分野を自動判定し、苦手克服モードで弱点をピンポイントに補強できます。スマホのブラウザだけで使えるので、通勤や当直の合間のスキマ学習に向いています。

直近の医師国家試験問題: 内科専門医試験は医師国家試験と出題内容の重複が多いことが分析から判明しています。特に直近2〜3年分の国試問題を解いておくと、最新のトピックやトレンドをカバーできます。

セルフトレーニング問題: 日本内科学会が毎年発行しています。出題傾向の参考になるだけでなく、内科専門医の更新要件にも関わるため受けておいて損はありません。

注意すべき教材

日本内科学会が刊行している「認定内科医試験・総合内科専門医試験 過去問題集」は、認定内科医試験の部分は簡単すぎ、総合内科専門医試験の部分は難しすぎるという声があります。内科専門医試験のレベルはこの中間に位置するため、難易度のミスマッチに注意してください。過去問の効果的な解き方や市販問題集との使い分けは「内科専門医試験の過去問対策」で詳しく解説しています。

試験勉強の時間を確保するには、J-OSLERを早く終わらせるのが鍵。iworのダッシュボードで120症例・56疾患群の進捗を一覧管理し、AI病歴要約テンプレートで下書き時間を大幅に短縮できます。

領域別の対策ポイント

内科専門医試験は10領域から出題されます。完全に捨てる科を作ることは避けてください。合格基準は公式には明示されていませんが、領域ごとの足切りが存在する可能性も指摘されています。

出題比率が高い領域

消化器、循環器、呼吸器は出題数が多い傾向にあります。これらの領域で確実に得点することが合格の土台になります。

差がつきやすい領域

血液、神経、アレルギー・膠原病は、専門外の先生にとって苦手意識が強い分野です。しかし出題パターンは比較的限られているため、主要疾患の診断基準・治療方針を押さえておけば対応できます。

ガイドライン改訂に注意

最新のガイドラインに基づいた出題がされるため、特に試験前年〜試験年に改訂されたガイドラインは重点的にチェックしましょう。改訂のポイント(何が変わったか)が出題されやすい傾向があります。

画像問題への対策

心電図、胸部X線、CT、内視鏡画像など、画像問題が一定数出題されます。教科書的な典型画像は確実に判読できるよう、問題演習の中で繰り返し確認してください。

勉強時間の確保|日常診療との両立

内科専攻医にとって最大の課題は、忙しい日常診療の中でいかに勉強時間を確保するかです。

隙間時間を活用する

通勤時間や当直の合間に問題集アプリを活用するのが効果的です。1問あたり2〜3分で解けるため、10分の隙間時間でも3〜5問進められます。

当直明けを有効活用する

当直明けの午後は集中力が落ちやすいものの、まとまった時間が取れる貴重な機会です。この時間を弱点分野の学習に充てると効率的です。

J-OSLERを早めに片付ける

試験勉強の最大の敵はJ-OSLERの残タスクです。病歴要約が残っていると、勉強に集中できません。遅くとも試験の2ヶ月前(3月末)までには病歴要約の提出を完了させましょう。iworのAI病歴要約テンプレートを使えば、疾患群と疾患名を選ぶだけでOPQRST・検査所見・プロブレムリスト・考察の方向性・引用文献候補まで骨組みが手に入ります。引用文献候補はClaude PubMed MCPでPubMedの実データと照合済みなので安心です。1症例あたりの作成時間を大幅に短縮できます。

病歴要約の効率的な書き方については病歴要約の書き方完全ガイドを、テンプレートについては病歴要約テンプレートを参照してください。

試験当日の注意点

試験当日に慌てないよう、事前に準備しておきましょう。

持ち物チェックリスト

受験に必ず必要なもの:

  • 受験票
  • BまたはHBの鉛筆(数本)+鉛筆削り、またはシャープペンシル+芯
  • プラスチック消しゴム

快適に受験するためのもの:

  • 腕時計(スマートウォッチ不可。会場に時計がないことがある)
  • 昼食(会場周辺のコンビニが混雑するため持参推奨)
  • 上着(会場は冷房が効きすぎていることが多い)

試験中のポイント

試験は全3時限で、各時限2時間の長丁場です。試験時間中の飲食は不可のため、休憩時間にしっかり水分補給してください。問題用紙は全て回収されるため、自己採点はできません。

試験後の体感としては「難しすぎる...けど似たような問題も結構あった」という声が多いです。難しく感じるのは全員同じなので、あきらめずに最後まで解き切ることが大切です。

よくある質問(FAQ)

Q. 合格率90%台なら対策しなくても大丈夫ですか?

いいえ。合格率はJ-OSLERの修了要件をクリアした高レベルな集団における数字です。「対策しなくても受かる」と高をくくった人ほど不合格になるリスクが高いと言われています。第3回(2023年)には合格率が約85%まで低下した実績もあり、油断は禁物です。

Q. 医師国家試験の問題集で代用できますか?

基礎固めとしては有効ですが、それだけでは不十分です。内科専門医試験は国試よりも臨床的な応用力を問う問題が多く、最新のガイドラインに基づいた出題もされます。国試レベルの問題集で基礎を固めた上で、専門医試験向けの教材で仕上げるのが理想です。

Q. 勉強仲間はいた方がいいですか?

同じ病院で受験する仲間がいる場合は、LINEグループ等で情報共有するのが効果的です。モチベーション維持にもつながりますし、わからない問題をお互いに教え合うことで理解が深まります。

Q. 不合格の場合、翌年また受験できますか?

はい、翌年に再受験可能です。ただし、再度出願手続きが必要です。試験は年に1度しかないため、できる限り1回で合格することを目指しましょう。

Q. J-OSLERの修了がギリギリの場合、試験勉強はいつから始めるべきですか?

J-OSLERの修了要件を満たすことが最優先です。受験資格がなければ試験を受けられません。修了の目処が立ったら、残り期間に応じて上記の3ヶ月プランまたは1ヶ月プランを適用してください。J-OSLERの修了要件については修了要件の完全解説で詳しくまとめています。

よくある失敗3パターン

内科専門医試験の勉強で専攻医がはまりがちな失敗を3つ挙げます。

❶ 教材を広げすぎて消化不良になる

「あの参考書も読もう」「この問題集もやらなければ」と複数の教材に手を出し、どれも中途半端になってしまうパターンです。試験範囲は広大なため、QB1冊+イヤーノートを辞書的に使うという「少ない教材を完璧に」という姿勢が最も効率的です。

❷ J-OSLERを後回しにしたまま試験日を迎える

試験勉強に集中しようとしてJ-OSLERの病歴要約を後回しにしてしまい、試験前月まで病歴要約が残った状態で焦るケースです。試験の2ヶ月前(3月末)までには病歴要約の提出を完了させ、4〜5月は試験対策だけに集中できる状態にしましょう。

❸ 高合格率を見て「対策なしでも受かる」と油断する

90%以上の合格率を見て「自分も受かるだろう」と試験直前まで勉強しないパターンです。受験者は国試よりも高レベルな集団であり、第3回試験では85.3%まで合格率が落ちた実績があります。「対策した人が受かる試験」であることを念頭に、3ヶ月前から計画的に準備しましょう。

まとめ

内科専門医試験は、正しい戦略と適切な教材選びで合格できる試験です。最後にポイントを整理します。

  • 開始時期: 3ヶ月前が理想、最短で1ヶ月前からでも可能(詳しくは内科専門医試験の勉強はいつから?で解説)
  • 教材: QB + イヤーノートを基盤に、バーチャル模試で弱点を可視化
  • 戦略: 教材を広げすぎず、限られた教材の完成度を高める
  • 領域別: 全科を捨てずに対策。ガイドライン改訂箇所に注目
  • J-OSLER: 試験の2ヶ月前までに修了させ、勉強時間を確保する

2026年度の試験日は5月31日(日)です。今から計画を立てて、確実に合格を勝ち取りましょう。

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