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内科専門医試験の合格率推移|第1回〜第5回のデータ分析

内科専門医試験の合格率推移|第1回〜第5回のデータ分析

内科専門医試験の合格率を第1回から第5回まで時系列で分析。85%に急落した第3回の背景や、第5回で過去最高95%を記録した理由を解説。合格率に左右されない対策法も紹介します。

iwor編集部
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「内科専門医試験の合格率って年々下がってるの?」「第3回は85%まで落ちたって聞いたけど、実際どうなの?」

内科専門医試験は2021年に第1回が実施されて以来、合格率が毎年変動しています。この記事では第1回〜第5回の合格率を時系列で分析し、数字の裏にある傾向と、合格率に振り回されない対策法を解説します。

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第1回〜第5回の合格率推移

新専門医制度のもとで実施された内科専門医試験の合格率は以下のとおりです。

内科専門医試験 合格率推移(第1回〜第5回)100%95%90%85%80%75%94.4%90.0%85.3%93.6%95.6%第1回(2021)第2回(2022)第3回(2023)第4回(2024)第5回(2025)© iwor iwor.jp |出典: 日本内科学会 資格認定試験 実施結果

第1回(2021年度)は94.4%と高水準でスタートしましたが、第2回で90.0%、第3回では85.3%まで低下しました。しかし第4回で93.6%にV字回復し、第5回は過去最高の95.6%を記録しています。

新専門医制度の内科専門医試験は、合格率約90%を想定して作成されているとされています。第3回だけが大きく下振れした形ですが、その後は安定して90%台に戻っています。

第3回(2023年度)だけ合格率が下がった背景

第3回の合格率85.3%は受験者の間で大きな話題になりました。考えられる要因は複数あります。

まず、出題傾向の変化です。第3回から臨床ベースの応用問題が増えたとされ、教科書的な知識だけでは対応が難しい出題が含まれていました。また、新制度での受験者数が増加し、準備不足の受験者も一定数いたと推測されます。

ただし、第4回以降は合格率が回復していることから、学会側が難易度を再調整したか、受験者側の対策が成熟してきた可能性があります。いずれにせよ、第3回の数字だけを見て過度に不安になる必要はありません。

合格率から見る試験の実態

合格率90%台と聞くと「簡単そう」と思うかもしれませんが、注意点があります。

受験資格を得るためには、3年以上の研修プログラム修了、120症例(7期生以降)の登録、29編の病歴要約の一次・二次評価完了が必要です。つまり、そもそも受験にたどり着くまでに大きなハードルがあり、試験を受けている時点でかなり絞り込まれた集団です。

また、試験は全250問・CBT形式で、内科全13領域から出題されます。臨床問題が全体の約60%を占めるため、特定の領域に偏った勉強では苦戦します。合格のカギは全領域をバランスよく得点することであり、捨て科目を作ると不合格リスクが跳ね上がります。

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合格のために押さえるべき3つのポイント1全領域バランス型13領域を偏りなく学習捨て科目は絶対NG苦手科目は早期に特定2臨床問題重視全体の約60%が臨床問題症例ベースの思考力重視ガイドライン準拠の知識3早めのJ-OSLER完了試験勉強に集中するため出願期限に余裕を持つ病歴要約は2年目中に完成© iwor iwor.jp

2026年度(第6回)の試験日程

2026年度の第6回内科専門医試験のスケジュールは以下のとおりです。

試験日は2026年5月31日(日)、試験時間は9:00〜16:40(予定)です。出願期間は2026年1月22日(木)〜2026年4月15日(水)23:59まで。試験会場は東京(五反田)と神戸の2地域が予定されています。

出願にはJ-OSLERの修了認定が必要なので、J-OSLERの期限・締め切りを事前に確認しておきましょう。

合格率に左右されない対策法

合格率は毎年変動しますが、正答率70%が合格ラインの目安とされています。つまり、しっかり対策すれば合格率が下がった年でも十分に合格できます。

効率的な対策のポイントは、まず内科学会の公式問題集を2〜3周することです。プール問題を確実に押さえることが最も確実な得点源になります。次に、苦手領域の早期特定と重点対策。領域別に著しく低い分野があると、全体の正答率が高くても不合格になるリスクがあります。

内科専門医試験のおすすめ参考書で教材選びの参考にしてください。勉強のスタート時期についてはいつから勉強を始めるべきかで詳しく解説しています。

よくある質問

内科専門医試験の合格率は今後も90%台で推移しますか?

学会は合格率約90%を想定して出題しているとされています。第3回のような年もありますが、長期的には90%前後で推移する可能性が高いです。ただし、出題傾向は臨床問題重視に変化しているため、対策なしで合格するのは難しくなっています。

合格率が高いから対策は不要ですか?

いいえ。受験者は3年以上の研修を経た医師であり、すでに十分な臨床経験を持った集団です。その中で10%前後が不合格になるということは、油断すると落ちるということです。特に苦手領域を放置している場合はリスクが高まります。

第3回のように合格率が下がった年に当たったらどうすればいい?

出題が難化した場合、全員にとって難しくなります。相対評価の要素もあるため、自分だけが不利になるわけではありません。全領域バランスよく得点することが最大の防御策です。

不合格だった場合はどうなりますか?

翌年に再受験が可能です。J-OSLERの修了認定は維持されるため、試験対策のみに集中できます。不合格時の対処法(準備中)で詳しく解説予定です。

旧制度と新制度で合格率に差はありますか?

旧制度(認定内科医→総合内科専門医)のルートでは合格率が60〜80%と振れ幅が大きかったのに対し、新制度(J-OSLERプログラム制)では85〜95%で推移しています。ただし、新制度では受験資格の取得自体が厳格化されている点を考慮する必要があります。

まとめ

内科専門医試験の合格率は第1回〜第5回で85〜96%の範囲で推移しています。第3回(2023年度)は85.3%まで低下しましたが、第5回では過去最高の95.6%を記録しました。

合格率の変動に一喜一憂するよりも、全13領域をバランスよく対策し、公式問題集を繰り返すことが最も確実な合格戦略です。内科専門医試験の勉強法もあわせて確認してください。

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