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内科専門医試験の勉強はいつから?1ヶ月・3ヶ月・半年プラン

内科専門医試験の勉強はいつから?1ヶ月・3ヶ月・半年プラン

内科専門医試験の勉強開始時期を合格者の体験談から分析。1ヶ月・3ヶ月・半年の3パターンのスケジュールと、忙しい専攻医でも実践できる時間確保術を解説。

iwor編集部
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「内科専門医試験の勉強、いつから始めればいいの?」——これは受験を控えた専攻医が最も検索する疑問のひとつです。

結論から言うと、理想は試験3〜4ヶ月前(1〜2月頃)から本格的にスタート です。ただし勤務先の忙しさや専門分野によって最適な時期は変わります。この記事では、合格者の実体験データと合格率の推移をもとに、1ヶ月・3ヶ月・半年の3パターンのスケジュールを具体的に解説します。

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まず知っておくべき試験の概要

2026年度は新制度下で 第6回 の内科専門医資格認定試験です。基本情報を押さえておきましょう。

残り期間別の勉強プラン1半年プラン(推奨)余裕を持って3周回せる合格率が最も高い23ヶ月プラン過去問2周+弱点補強効率重視で十分合格可能31ヶ月プラン過去問1周+頻出分野最低限の対策・リスクあり© iwor iwor.jp

試験日: 2026年5月31日(日)9:00〜16:40

出願期間: 2026年1月22日(木)〜4月15日(水)23:59(期限厳守)

試験会場: 東京(五反田)、神戸の2地域

出題数: 250問(マークシート・5択)

時間割: 120分×3時限(途中に昼休憩あり)

受験料: 3万円(税込)

試験は内科全10領域(消化器・循環器・呼吸器・腎臓・内分泌代謝・血液・神経・アレルギー膠原病・感染症・総合内科)から出題されます。各時限120分で約80問強を解くペースなので、1問あたり約1分半しかありません。

出願にはJ-OSLER上での 修了認定(見込み) が必要です。指導医やプログラム責任者の承認が必要になるため、出願の直前に慌てないよう、遅くとも2月中にはJ-OSLERの修了手続きを進めておくのが安全です。

詳しい試験概要は日本内科学会の公式ページで確認してください。

合格率の推移から見る「どれくらいやればいいか」

内科専門医試験の合格率推移を示すグラフ(第1回94.4%から第5回95.6%まで)

新制度下の内科専門医試験は、これまでに5回実施されています。

  • 第1回(2021年度): 94.4%
  • 第2回(2022年度): 90.0%
  • 第3回(2023年度): 85.3%
  • 第4回(2024年度): 93.6%
  • 第5回(2025年度): 95.6%

第3回で85.3%まで下がったときは「落とす試験に変わったのでは?」と不安が広がりましたが、その後V字回復し、第5回では過去最高の95.6%を記録しています。

この数字だけ見ると「楽勝」に思えるかもしれません。しかし注意が必要なのは、 受験者の母集団がすでに高い水準にある という点です。J-OSLERを修了し、内科専門研修を3年以上積んだ医師だけが受験しています。さらに平均正答率は約71%前後で、7割を超えれば合格ラインに届くとされています。

つまり 「まったく勉強しなくても受かる」のではなく、「一定の対策をした人はほぼ受かる」試験 と理解するのが正確です。逆に言えば、対策を怠ると10人に1人は落ちる計算になります。

合格者はいつから勉強を始めているのか

合格者の勉強開始時期は実にさまざまです。ネット上の合格体験記やSNSの報告をまとめると、おおよそ以下の3パターンに分かれます。

時期別の優先アクション1試験6ヶ月前過去問題集を入手して1回目を開始2試験3ヶ月前苦手分野をリストアップして集中学習3試験1ヶ月前過去問2〜3周目で正答率90%以上を目標4試験1週間前新しい問題には手を出さず復習に専念© iwor iwor.jp

パターンA(半年前〜: 12月以前スタート) は少数派です。専門外の領域に不安がある方や、J-OSLERが早めに終わった方に多い印象です。

パターンB(3〜4ヶ月前: 1〜2月スタート) が最も多いボリュームゾーンです。「年明けからちょっとずつ問題を解き始めて、試験1ヶ月前からフルスロットル」というのが典型パターンといえるでしょう。

パターンC(1ヶ月前: 4月後半〜5月スタート) は少数ですが、得点率85%以上で余裕をもって合格したという報告もあります。ただし、これは日常診療で幅広い内科疾患を担当しているなど、知識のベースラインが高い人に限られます。

結論: 最も安全で再現性が高いのは パターンB(3〜4ヶ月前) です。以下、3パターンそれぞれの具体的なスケジュールを提示します。

3パターン別スケジュール

3パターン別の勉強スケジュール図(半年・3ヶ月・1ヶ月プラン)

半年プラン(12月スタート)

このプランは「専門外が多い」「J-OSLERと並行で時間が取りにくい」方向けです。

12月〜1月(助走期間): 公式過去問題集(認定内科医試験・総合内科専門医試験の過去問題集)をゆっくり1周する。1日15〜20分、通勤時間などを活用。この段階では「問題の雰囲気を掴む」のが目的で、正答率は気にしない。

2月〜3月(基礎固め): QBオンラインまたはクイックチェックに取り組む。苦手領域を中心に1日30分〜1時間。週末にまとまった時間を取れれば理想的。

4月〜5月(仕上げ): 2周目に入りつつ、間違えた問題を重点的に復習。直前期は1日2〜3時間を目標に。模試系教材(バーチャル模試やTHE内科専門医問題集など)で実戦感覚を養う。

3ヶ月プラン(2月スタート)

最もバランスの良いスタンダードプランです。

2月(全体像の把握): 公式過去問題集を1周。解説を読み込みながら、自分の得意・不得意を把握する。1日30分程度。

3月(問題演習の主力期間): QBオンラインまたはクイックチェックを集中的に解く。1日1時間を目標に。専門外の領域は教科書(イヤーノート等)も参照しながら進める。

4月後半〜5月(追い込み): 間違えた問題の復習、模試、直前チェック。1日2〜3時間。全領域で「明らかに弱い分野がない」状態を目指す。

1ヶ月プラン(5月スタート)

最低限のプランです。日頃から内科全般の臨床に携わっている方、かつ集中的に時間を確保できる場合のみ推奨します。

第1週: 公式過去問を高速で1周。自分の弱点領域を洗い出す。

第2〜3週: 弱点領域を集中的に潰す。QBまたはクイックチェックの該当分野を重点的に。1日3時間以上。

第4週(直前): 全領域を横断的に見直し。模試形式で時間配分を確認。

⚠️ 1ヶ月プランはリスクが高いです。「とにかく忙しくて時間がなかった」という方は、最低でも 苦手2〜3領域だけは重点対策 することをおすすめします。全領域で極端に低い分野があると、総合得点が基準を超えていても不合格になるリスクがあるといわれています。

忙しい専攻医が勉強時間を確保する5つのコツ

「いつから始めるか」と同時に重要なのが「どうやって時間を作るか」です。忙しい専攻医が実践できるコツを紹介します。

1. スキマ時間を「問題演習」に充てる

通勤時間、外来の合間、当直の待機時間。1回5分でも問題を解けるツールがあれば、積み重ねで大きな差になります。スマホで使えるQBオンラインやiworの問題演習がおすすめです。

2. 「ながら勉強」を取り入れる

動画教材(CareNeTVの出るズバやQ-Assistなど)を通勤中にイヤホンで聴き流す方法は、多くの合格者が実践しています。初回は映像を見て、2回目以降は音声だけでも十分効果があります。

3. J-OSLERの修了を先に片付ける

病歴要約や症例登録が残っている状態で試験勉強に集中するのは精神的に厳しいです。できれば年内にJ-OSLERの修了見込みまで進めておくことで、年明けから試験勉強に集中できます。iworのダッシュボード機能で進捗を一元管理しておくと、漏れを防げます。

4. 「全科完璧」を目指さない

合格ラインは7割前後です。100点を目指す必要はありません。専門領域はさっと確認する程度に留め、 非専門の3〜4領域に時間を集中投下 するのが効率的です。

5. 週末に「まとめて2時間」を確保する

平日は15〜30分の積み重ね、週末に2時間のまとまった時間を取る。このリズムを試験2〜3ヶ月前から維持するだけで、トータル100時間以上の勉強時間になります。

合格の鍵は「捨て科目を作らないこと」

合格率90%前後の試験ですが、不合格になるパターンは明確です。

パターン1: 勉強期間が短すぎた。「先輩は1ヶ月で受かった」を鵜呑みにして準備不足のまま受験するケースです。先輩と自分では専門領域も日常診療の内容も違います。

パターン2: 特定領域を捨てた。10領域すべてで一定の基準点を超える必要があるとされており(公式には非公開ですが)、得意分野で稼いで苦手分野をカバーする戦略は通用しにくい試験です。

パターン3: 最新トピックに対応できなかった。ガイドライン改訂や新規治療薬など、直近数年の変化が出題されることがあります。古い教材だけで対策すると取りこぼす可能性があります。

これらを踏まえると、合格に必要なのは「広く浅く、全領域を満遍なくカバーする」勉強法です。深追いは不要で、各領域の頻出テーマと最新トピックを押さえれば十分です。

内科専門医試験の具体的な勉強法や教材選びについては、内科専門医試験の勉強法|いつから・何を・どのくらいで詳しく解説しています。教材の費用比較や予算別のおすすめセットは「おすすめ参考書・問題集ランキング」も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. J-OSLERが終わっていなくても受験できる?

出願時点でJ-OSLER上の「修了認定見込み」が必要です。正確には修了そのものは試験後でも良い場合がありますが、出願に必要な書類が揃わないリスクがあるため、遅くとも出願開始(2026年1月)までには修了手続きを開始しておくべきです。詳しくはJ-OSLERの修了要件を確認してください。

Q. 国試の知識で足りる?

ベースは国試レベルと重なる部分が多いです。ただし、内科専門医試験は臨床問題の比重が高く、より実臨床に即した判断力が問われます。国試から数年経っている場合は、知識のアップデートが必要です。最新版のイヤーノートを揃えることをおすすめします。

Q. 動画教材は必要?

必須ではありませんが、非専門領域の理解には非常に有効です。問題集だけでは体系的な理解が難しいと感じる場合は、Q-AssistやCareNeTVの試験対策講座の活用を検討してください。

Q. 勉強時間のトータル目安は?

合格者の報告では 100〜200時間 が多い印象です。1日1時間×3ヶ月で約90時間、週末に追加で2時間×12週で24時間。合計114時間程度が現実的な目安になります。

Q. 不合格だった場合、翌年受け直せる?

受験資格を満たしていれば翌年再受験は可能です。ただし再度出願手続きが必要で、受験料も再度かかります。試験は年1回なので、1年のロスは大きいです。一発合格を目指しましょう。

まとめ

内科専門医試験の勉強開始時期は、 試験3〜4ヶ月前(1〜2月頃) が最も安全で再現性の高い選択です。

  • 半年前(12月〜): 専門外が多い方、J-OSLERと並行の方向け
  • 3〜4ヶ月前(1〜2月): 最もスタンダード。多くの合格者が採用
  • 1ヶ月前(5月〜): 日頃から幅広い内科臨床をしている方限定

どのプランでも共通する鉄則は 「10領域すべてで一定水準を確保すること」 です。捨て科目を作らず、苦手領域を優先的に潰していく戦略が合格への最短ルートになります。

2026年度の試験日は5月31日です。出願は1月22日から始まります。まだ間に合います。今日からスキマ時間を活用して、少しずつ準備を始めましょう。出願手続きや当日の持ち物については内科専門医試験の日程・会場・出願期間まとめで詳しく整理しています。

具体的な教材選びやカリキュラムの組み方は内科専門医試験の勉強法で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

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