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🌬️ 呼吸器

A-aDO₂(肺胞気動脈血酸素分圧較差)

A-a Gradient

肺胞気-動脈血酸素分圧較差。低酸素血症の原因鑑別に。

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例: 75

例: 40

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⚠️ 医療上の免責事項

本ツールは医療従事者の臨床判断を補助する目的で提供しています。 診断・治療の最終判断は必ず担当医が行ってください。 計算結果の正確性について保証するものではありません。

A-aDO₂とは

A-aDO₂(Alveolar-arterial oxygen gradient)は、肺胞内の酸素分圧(PAO₂)と動脈血の酸素分圧(PaO₂)の差です。 この値が大きい(開大している)場合は肺でのガス交換に問題があることを示し、 低酸素血症の原因が肺胞低換気(A-aDO₂正常)か肺実質の問題(A-aDO₂開大)かを鑑別する上で重要な指標です。

計算式

PAO₂ = FiO₂ × (Patm − PH₂O) − PaCO₂ / R

A-aDO₂ = PAO₂ − PaO₂

Patm = 760 mmHg(海面気圧)、PH₂O = 47 mmHg(37°C飽和水蒸気圧)、R = 0.8(呼吸商)

低酸素血症の鑑別フロー

低酸素血症(PaO₂低下)を認めたら:

1. A-aDO₂を計算

2. A-aDO₂ 正常 → 肺胞低換気が原因

→ 神経筋疾患、薬物(オピオイド等)、中枢性、高度肥満

3. A-aDO₂ 開大 → 肺実質の問題

→ V/Q mismatch: 肺炎、COPD、肺塞栓

→ シャント: ARDS、無気肺、心内シャント(100% O₂でも改善しない場合)

→ 拡散障害: 間質性肺疾患、肺線維症

よくある質問

Q. 高濃度酸素下でA-aDO₂は使えますか?

FiO₂が高いほどA-aDO₂は大きくなるため、室内気(FiO₂ 0.21)での評価が最も信頼性が高いです。 高濃度O₂下では吸収性無気肺の影響もあり解釈が難しくなります。 可能であれば室内気でのABGで評価してください。

Q. 高地ではどうしますか?

高地では大気圧(Patm)が低下するため、PAO₂も低下します。 本ツールは海面気圧(760 mmHg)で計算しています。高地での評価には現地の気圧値を使用する必要があります。

参考文献

  1. Harris EA, et al. The normal alveolar-arterial oxygen-tension gradient in man. Clin Sci Mol Med. 1974;46(1):89-104. PMID: 4812393
  2. Kanber GJ, et al. The alveolar-arterial oxygen gradient in young and elderly men during air and oxygen breathing. Am Rev Respir Dis. 1968;97(3):376-381. PMID: 5638002
  3. Mellemgaard K. The alveolar-arterial oxygen difference: its size and components in normal man. Acta Physiol Scand. 1966;67(1):10-20. PMID: 5963295
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